ズボラでも続く!片付け習慣

ズボラでも片付けが続く!部屋の「ビフォーアフター」を記録して楽しむ習慣レシピ

Tags: 片付け習慣, ズボラ, 習慣化, 記録, モチベーション, ビフォーアフター

片付けが続かない、その悩みへの共感

部屋をきれいにしたい気持ちはあるのに、どうにも片付けが続かない。始めるのが億劫で、一度散らかり始めると手がつけられなくなる。そんな経験は、決して特別なものではありません。特に忙しい日々を送る中で、片付けは後回しになりがちです。

「ズボラだから仕方ない」と諦めてしまう前に、考え方やアプローチを少し変えてみるのはいかがでしょうか。ここでは、無理なく、むしろ楽しみながら片付けを続けられる一つの方法として、「部屋のビフォーアフターを記録する」習慣についてご紹介します。

なぜ片付けは続かないのでしょうか?

片付けが続かない原因は様々ですが、多くの「ズボラさん」に共通するのは、以下のような点かもしれません。

これらのハードルを下げるために、「記録する」という行為が役立ちます。

「記録する」ことが片付け習慣につながる理由

片付けの過程や結果を写真などで記録することには、いくつかのメリットがあります。

具体的な「記録する」習慣の始め方

それでは、どのように「記録する」習慣を取り入れていくか、具体的なステップを見ていきましょう。

1. 記録する「場所」を決める

まずは小さな範囲から始めます。例えば、机の上、ベッドの横、キッチンのシンク周りなど、特に気になっているけれど手が出しやすい一角を選びましょう。部屋全体を一度に完璧にする必要はありません。

2. 片付けの「前」の写真を撮る(ビフォー)

片付けを始める前に、選んだ場所の現状を写真に撮ります。この時、照明を意識したり、特定の角度から撮るなど、後で比較しやすいように工夫すると良いかもしれません。ありのままの状態を正直に記録することが大切です。

3. 「少しだけ」片付ける

記録することを意識しすぎず、いつも通り、または「記録のためにちょっとだけ」という軽い気持ちで片付けを始めます。完璧を目指さず、目についた不要なものを捨てる、物を元の場所に戻す、表面を拭くなど、できる範囲で大丈夫です。

4. 片付けた「後」の写真を撮る(アフター)

片付けが終わったら、同じ場所を同じような角度から写真に撮ります。ビフォーの写真と並べて見比べることを想像しながら撮ると、変化が分かりやすくなります。

5. 記録を「見返す場所」を決める

撮った写真をどこに保存・記録するかを決めます。

自分が最も使いやすいと感じるツールを選ぶのが継続のコツです。

記録を片付け習慣の味方にするには?

記録する習慣が身についたら、さらに片付けを継続するための工夫を加えてみましょう。

ビフォーアフターを定期的に見比べる

週に一度や月に一度など、タイミングを決めて過去のビフォーアフター写真を見返してみましょう。「こんなにきれいになったんだ」「この場所はまた散らかってきたな」など、客観的な気づきが得られます。

小さな変化にも目を向ける

劇的な変化でなくても、「物の量が少し減った」「この棚の上だけはきれいを保てている」など、小さな変化や成功にも意識的に目を向け、自分を褒めてあげましょう。

失敗した日も記録する

片付けが全くできなかった日や、せっかく片付けたのにすぐに散らかってしまった日も、正直に記録に残しておくと良いかもしれません。なぜできなかったのか、どうすれば防げるかを考えるヒントになります。失敗も記録の一部と捉え、次に活かす糧とします。

記録を続けること自体を目標にする

片付けの進捗だけでなく、「週に1回は写真を撮る」といった記録すること自体を小さな目標に設定するのも効果的です。記録が習慣になれば、自然と片付けもセットで行われるようになります。

完璧を目指さない、続けることが大切

部屋のビフォーアフターを記録する習慣は、部屋を完璧にすることだけが目的ではありません。片付けに対する苦手意識を少しでも和らげ、自分にもできるという自信を育み、楽しみながら継続するためのツールです。

まずは「写真を1枚撮るだけ」から始めてみてください。小さな一歩の積み重ねが、きっとあなたの部屋と、片付けに対する気持ちを変えていくはずです。無理なく、あなたのペースで、記録する片付け習慣を試してみてはいかがでしょうか。